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それでも僕は共働きが良い

結婚を機に仕事を辞めたいという人がいる。男でも専業主夫希望は一定数いる(マッチングアプリとかで探すと出てくる)が、割合としては女性に多い。

何回かブログの中で出てきている話題だが、僕の意見を書いておく。

僕は共働きを希望している。以下でその理由を説明していこう。

理由1:経済的に非対称になりたくない

一番大きな理由がこれである。専業主ふになると、ブログとかYouTubeとかで稼がない限り、普通は収入0になる。生活をしていくにはお金が必要なので、完全にパートナーに依存しながら生活する形になる。言い方を悪くすれば寄生状態である。

このように経済的に非対称な状態、つまり経済的に自立した人とその人に依存して生活している人が共同生活を送る状態だと、自立している人の方が強い立場にいることになる。「誰のおかげで生活できると思ってるんだ」状態である。これは家庭内モラハラの原因である。

「自分は外で仕事をして稼いで、君は家で家事をするのが役割分担でしょ?なんで僕が家事を手伝わないといけないの?」というありがちパターンである。こう言われてしまうと、専業主ふの立場からの反論は難しい。

過去の記事で何度か書いているが、僕としては結婚相手とは対等な立場でいたいと考えているし、僕はモラハラをしたくないしされたくもない。となれば、その一番の原因となる部分を取り除くのが賢いやり方であろう。したがって、結婚をしてもお互い経済的に自立していることが必要だと考えている。これが一つ目の理由である。

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理由2:一人で家計を支えるのはリスクが大きい

1人が仕事をしてもう1人が家庭に入って、という状態では、一人だけの収入に頼った状態となる。これは将来の経済リスクであると考えている。

というのも、収入を得ている人が何らかの原因で働けなくなった場合、家庭の収入が一時途絶えてしまうからだ。会社の業績悪化による人員整理で解雇になった場合など、単に別の会社で働くなどして無収入の期間が短期的に済むのであればまだ良い。が、もし交通事故にあったり精神を病んでしまったり、長期的に仕事ができない状態になった場合が問題である。

また一人で家計を支えている状態は、その人にとって精神的な負担になっていると思う。少なくとももし僕が一人だけで家計を支える状態だったら、「自分が頑張って家族を養わないと」とかなりのプレッシャーを感じると思う。

とくに、今の日本では悲しいかな中々給料が上がらない現実がある。その中で一人だけで働くのは、過去の日本よりもより強い精神ストレスになるのではないだろうか。共働きだと、そういった精神的負担も軽減されると思っている。

理由3:キャリアが断絶してしまう

仕事を辞めて家庭に入るという選択は、それまでに培ってきた経験や経歴を一旦捨てるということである。非常にもったいない。

家庭に入ってずっとそのまま生活できればよいが、もし再度働きたいとなった場合に経歴に空白期間が生じてしまう。28歳で結婚&退職をして45歳くらいで子供の大学進学費用の足しにするために再度仕事を探すとなったら、15年ほどの空白期間が産まれるのである。

特別な資格(医療系の資格とか士業とか)を持っていれば再就職は簡単なのかもしれないが、そうでない場合は苦労するし、自分の希望に合った職に就けない可能性もある。

また最近は独身のまま仕事を続けている人も増えているので、ずっと仕事を続けてきた人達と競争して仕事を探したりしなければならない。かなり不利な状況になるのではないかと思う。

それにもし家庭に入ってずっと家事をするとはいえど、家事って掃除・洗濯・ごはんくらいしかやることがない。これを一生続けるのは相当つらいと思う。

特に、今はインターネットで他の人の生活だったり活動っぷりを簡単にみることが出来るようになったので、家事以外にも何かしてみたい!となりやすいと思う。

死ぬまでず~~~~~~~~っと家の中がメインで生きてるって辛くない?ほぼ引きこもりみたいなもんでしょ。他の人とも会ったりできるだろうけど、毎日会うわけにもいかないし、精神的な負担ってそこそこあると思う。

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番外編:でも私は専業主婦(夫)になりたいの!!

逆に僕が結婚後に仕事を辞めてもいいかな~と思える場合を考えてみる。

自分の実家がめちゃくちゃ太い

自分の実家が由緒ある血筋で更に資産家でめちゃくちゃ太い場合は、結婚して仕事を辞めるのはあり。

どれくらい太いかというと、

  • 地主
  • 不労所得で年1500万以上
  • すでに持ち家がある

である。まあこれくらいあったら片方は仕事してなくてもいいかなと思う。実家が太いとパワーバランスも保たれるはずなので、モラハラもなりにくいはず(多分)

このパターンで気を付けないといけないのは、実家の親が死んだときの相続関連である。親族で揉めるとめんどくさそうだし、贈与税でガッポリ持ってかれる可能性もあるので注意。

自分か相手が石油王

油田があれば今後40年くらいは困らないはずなので、結婚を機に仕事を辞めても問題ない。というか僕が油田持ってたら仕事辞めて別のことやってる。

石油王は正義。

結婚相手がジェフ・ベゾス

もし結婚相手がジェフ・ベゾスだったら、結婚を機に仕事を辞めると思う。ジェフ・ベゾスは世界一のお金持ちなので、専業主婦という名のニート生活を送っても全く問題ない。

また、怠惰な生活習慣を理由に離婚を言いつけられても、財産分与で数兆円もらえるので問題ない。

実際ジェフ・ベゾスは離婚しているが、離婚の時に元奥さんに4兆円のAmazonの株を上げたらしい。

ジェフ・ベゾス、離婚で4兆円の株式分与 妻は世界3位の女性富豪に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
米アマゾン・ドット・コムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾスは4日、離婚に伴い同社株の約4%をマッケンジー夫人に譲渡することを明らかにした。夫妻は離婚の最終手続き中で、株式譲渡は7月上旬までに行われる見通し。マッケンジーが受け...

結婚生活を続けてニートでいても、離婚してもどっちにしろ莫大な資産が手に入るので、ジェフ・ベゾスと結婚出来たら仕事を辞めて家庭に入るかな。

でもそれ以外のパターンだったら結婚しても仕事は続けようと思うなあ。

コメント

  1. 40代主婦 より:

    お若いのにしっかりとした考えを持っていらして感心して読ませてもらっています。

    でも、家事って掃除洗濯炊事だけではないですよ。名も無き家事という言葉ご存知ですか?
    まぁ、大人2人暮らしの専業主婦でしたら暇でしょうね。家事というのはいくらでも手を抜けますから。
    毎日、家中ピカピカに掃除し、ワイシャツのシミ抜きをし、アイロンをかけ、栄養バランスの取れた手間暇かけた食事を出すのも家事、
    週一回掃除機をかけ、まとめて洗濯機に入れるだけ、3日連続カレーを出すのも同じ家事です。

    うちは私が専業主婦で、手のかかる子供が3人います。身の回りの世話は勿論、町内会子供会PTA、学校行事、子供の通院、子供の相手(勉強をみる、遊ぶ、話を聞く、問題解決)、正直働いていた時の方がラクでした。自分が4人欲しいと思う程笑。

    主人は「仕事も大変なことはあるが、子供のことと家事と本当に大変だと思う。あなたがいないとうちは回らない。感謝しています。」と日頃から言ってくれ、子供の問題は2人で話し合い、家事もサポートしてくれます。私も主人に毎日感謝しています。でも決して主人に食べさせてもらっているとは思っていません。お互いに得意分野で役割分担している、対等な関係です。

    決して、お考えを否定しているわけでも専業主婦がいい!!等と言っているわけでもありません。
    お金のリスクも考えていらして素晴らしい。(うちは主人が働けなくなった場合に備えた保険に入っています。あとは私が死ぬ気で働きます。)
    ただ、家事にプラス育児がくると、思っている10倍は大変、ということです。専業主婦は家事だけ、引きこもり、と書いてらして、育児のことをお忘れかな?と気になったもので。

    育児は保育園と実家に丸投げという方法もありますが、育児もきちんとされたいとおっしゃっていたので。

    婚活、頑張って下さいね。とても素敵な方ですので、すぐにお相手もみつかると思います(*^^*)

  2. 40代主婦 より:

    すみません、病院の待合室で書いていて大事なことを書いていませんでした。

    何が言いたかったのかというと、共働きはだめ!!専業主婦がいい!!とかではなく、(私も主人もどちらでもいい、という考えでした。)人生体験してみないと分からない色々なことがあるので、その時その時で柔軟に、ということです。
    (勿論、ご本人の希望や今考える方向性は大事です。)

    条件は大事ですが、1番大切なのは、夫婦がお互い全力で支え合う覚悟(それを愛という?笑)かな。
    ←最後はなんだそれ、って感じですよね笑

    私は20年たっても主人のことが大好きで大好きで、早く子供が自立して主人と2人きりになりたいです。(勿論子供も愛してますよ。)

    たった1人のお相手に出会いますように。

    • ひのき より:

      コメントありがとうございます!

      結婚となると二人だけの問題ではないと思いますし、その時々の状況に応じて生活を変える必要があるというのは全く同意です。
      特に子供がいる時は大変そうですよね。。。 今の職場は柔軟に働けるとはいえ一時的にどちらかが仕事を休むという選択肢も考えねばいけないと思います。
      ただ、最初から「専業主婦がいいんです!!」と言われちゃうと「そう来るか~笑」というのも本音です…笑

      とはいえ、素敵な結婚生活のお話を聞けて婚活の励みになりました笑
      今後もブログ読んでいただけると嬉しいです!

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