婚活ブログだけど、過去の恋愛もちょっと書いてみようと思う。
僕が初めてお付き合いした女性はYさんである。
Yさんとは大学の時にとあるインカレサークルの新歓イベントで知り合った。大学の入学式直後のことだったので、ちょうど今から8年くらい前のことだ。当時大学進学のために東京に出てきて、友達が完全に0となっていた僕。そんなときに知り合ったYさんは何と同じ県の出身だったのだ。
なれない東京での一人暮らしの中で出会った同郷の人。最初は地元トークなどで盛り上がっていただけだったが、何度か会ううちに僕から告白して付き合うようになった。18歳の初夏である。
中学・高校と全くモテなかったわけでは無いが(別に見栄を張っているわけでは無いが6年間で一回だけ告白されたことがある。嘘じゃない)、中学生・高校生の時は部活や勉強に集中したかったり、クラスメイトの目が恥ずかしくて誰かと付き合うということもなかった。ちょっと拗らせて「いや、彼女とか興味ないw」みたいな生活を送っていた。全く女気のない人生だったのだ。
これまで誰とも付き合ったことのない僕だから、18歳にして大学で待望の(?)初彼女が出来たわけで、しかも18歳で東大に入学した直後だったわけで。それはもう浮かれるわけですよ。
何でもいいけど、初めての成功体験をしてめちゃくちゃ調子に乗った経験ってありませんか?バレンタインデーにチョコ始めてもらったとか、スポーツの試合で始めて勝ったとか、志望大学に受かったとか。それはもう有頂天になって新世界の神にでもなった気分である。「東大に受かってしかも彼女もできるなんて、俺、無敵!w」のようなメンタルである。
そういったことが当時18歳にして初めて彼女が出来た僕に起きたのである。
そんなかんじにアホのように浮かれていた僕だったので、それはもうキモイことをしまくったわけですよ。オブラートに包んで言えば若気の至り。有り体に言えば黒歴史。思い出すだけで恥ずかしい。
思い出す黒歴史その1。付き合って2週間くらいはYさんがいかに素晴らしい女性でどれくらい僕がYさんのことを好きなのかを書いたポエムを毎日送っていた。
思い出す黒歴史その2。付き合って1か月くらいは↑に加えて、寝落ちするまで毎晩電話をしていた。
思い出す黒歴史その3。某SNSで彼女が出来たことを自慢しまくっていた(さすがに写真は載せなかった)。
これ以上思い出すと恥ずかさでどうにかなりそうなのでやめた。
昨今はLINEの個人情報保護が話題になっているが、当時の僕が送っていたポエミーなLINEが某国の技術者たちにすっぽ抜かれてたら嫌だな。
でも当時はキモイとか全然思ってなかったんだよね。むしろ「彼女大切にしてる僕エライ!」と思っていた記憶がある。頭のおかしい人間である。
Yさんも付き合い始めた当初は、相手のことは何でもかっこよく見える状態に陥っていたので、キモイ僕の行動を全て肯定的にとらえてくれていた。が、そんな状態も長く続くわけもなく、付き合って3か月ほどたったある日、別れは突然やってきたのである。
前から思ってたけど連絡がいちいちうざい。キモイから別れたい。
こんな感じのことをデート中に言われた気がする。当時は「え???こんなにYさんのこと好きなのになんでそんなこと言うの???」とめちゃくちゃ凹んだ。今になって思うとYさんに完全に同意するが。かくして人生初めての彼女とのお付き合いは、儚くも3か月ほどで幕を閉じたのだった。18の晩夏である。
こうして僕は一生消すことのできない黒歴史と引き換えに、重要な1つの教訓を得た。
今後彼女が出来てもポエムなメッセージは送ってはいけない
と。
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